重症病床使用率 31都道府県で増加傾向

新型コロナウイルス感染者の重症患者の病床使用率が31都道府県で前週から増加したことが5日、厚生労働省が発表したデータで分かった。最も高い沖縄は前週比で減少したものの62・3%だったほか、東京36・8%、大阪42・1%など、首都圏と関西圏で20%以上の高い水準が目立つ。
蔓延(まんえん)防止等重点措置は現在、35都道府県に適用されている。中等症患者などを含めた病床使用率は重点措置の適用地域を中心に19都府県で50%を超え、最も高い奈良で77・4%。大阪、兵庫、熊本、沖縄などでは60%を上回った。首都圏や関西圏では前週と比べて上昇が続いている。
最近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は、他に先駆けて1月9日から重点措置が適用された広島、山口、沖縄などで引き続き減少した一方、東京(850・04人)など42都道府県では前週から増加し、感染拡大傾向が続いている。人口10万人当たりの療養者数も島根と沖縄を除いて上昇しており、大阪1001・9人、東京990・0人などだった。重症者数は前週比48人増の東京(540人)、同132人増の大阪(575人)などで増加が目立った。