東京都は10日、新型コロナウイルスの感染状況を分析するモニタリング会議を開いた。9日時点の週平均の新規感染者数は1万7686人で、前週の約1・1倍となった。増加比は鈍化しているものの、専門家は「1日あたり都民の800人に1人が感染していることになる」と述べ「危機的な感染状況が続いている」との認識を示した。
また、陽性と診断された全ての療養者数は9日時点で前週比約3万人増の16万9697人となった。専門家は「都民の80人に1人が入院、宿泊、自宅のいずれかで療養している」と指摘した。都は医療提供体制の警戒レベルを「医療体制が逼迫(ひっぱく)している」、感染状況も「大規模な感染拡大が継続している」とし、ともに4段階で最も深刻なレベルを維持した。【伊藤直孝】