【ホノルル=田島大志】日本、米国、韓国の3か国外相は12日午後(日本時間13日午前)、米ハワイ・ホノルルで会談を行い、終了後に共同声明を発表した。声明では、北朝鮮の相次ぐミサイル発射に対する懸念を表明するとともに、「複雑化する世界でかじ取りする際、3か国の協力が重要だ」として安全保障や経済分野での3か国連携の拡大を打ち出した。
3か国が外相レベルの共同声明を出すのは2017年2月以来、5年ぶり。今後、定期的な閣僚レベルの協議開催でも一致した。
中国やロシアが軍事的な圧力を強める中、米国のブリンケン国務長官は、いずれも米国の同盟国である日韓両国の関係改善を主導することに強い期待を示していた。今回は日韓双方が米側の意向に応じて結束を演出した形だ。
会談後、3者は共同記者会見にも臨んだ。林外相は「国際社会の平和、安定、繁栄に向けて日米韓で緊密に連携していきたい」と述べた。韓国の
鄭義溶
(チョンウィヨン)外相も「会談は非常にタイムリーで建設的だった」と強調した。
会談では緊迫するウクライナ情勢も議題となり、今後、ロシアのウクライナ侵攻を阻止するため、日米韓が緊密に連携していくことも確認した。