東京都の小池百合子知事は16日、政府に新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言の発令を要請する判断基準の一つとして設定した「オミクロン株対応の重症病床使用率」が目安の30~40%に到達したことについて、「数字には幅を持たせている」と述べ、現時点での要請に否定的な考えを示した。
16日に発表された同株対応の重症病床使用率は31・5%。一方、都は要請を判断する際、直近1週間の平均新規感染者数も加味するとしている。16日時点では1万5083人で、目安の2万4000人を大幅に下回っている。小池知事は「オミクロン株の特性も踏まえ、しっかり対応できるよう努めたい」と語った。