東京都は17日、専門家を交え新型コロナウイルス感染状況を分析する定例のモニタリング会議を開催し、感染状況、医療提供態勢ともに4段階中最も深刻な警戒レベルを維持した。
同会議に出席した専門家は新規感染者数の7日間平均が前回の1日あたり約17686人から約14564人に減少、増加費は82%になったことを示した。だが、減少の傾向の理由については「連休中の休診による検査数の減少、検査報告の遅延等を受けた可能性がある」と指摘。「依然として極めて高い値で推移している。これまで経験したことのない危機的な感染の状況が続いている」と引き続きの警戒を呼びかけた。
また、都内全人口のワクチン接種率について1回目接種を終えた人が78.6%、2回目接種を終えた人が78.0%、3回目接種を終えた人が11.3%というデータを示した。都の3回目接種の実績は15日時点で156万9652回となった。専門家は「ワクチンの効果は接種から長期間が経過すると低下することが懸念されています。3回目の接種はオミクロン株についても効果が期待できる」とし、「医療機関や高齢者施設等では基本的な感染防止対策を徹底、継続するとともに、3回目の接種を強力に推進する必要がある」と強調した。
小池百合子都知事は「先日私もモデルナで混合接種をいたしました。いずれのワクチンも効果がございますから、種類にかかわらず、早めの接種の検討をお願い申し上げます」と話し、協力を呼びかけた。