三幸製菓火災、乾燥工程付近で出火か…避難誘導灯など不備指摘の消防は現地確認せず

米菓製造大手「三幸製菓」荒川工場(新潟県村上市)で6人が死亡した火災で、5人目の犠牲者の身元が判明した。亡くなったのは同社社員渡部祐也さん(22)(同市長政)で、県警は残り1人の身元確認を進めている。県警幹部への取材で、従業員が「製造ラインの乾燥工程付近から火が出た」と話していることも新たにわかった。
一方、村上市消防本部が2020年9月、同工場への立ち入り検査で、避難誘導灯や消火器など6項目の不備を指摘していたことに関連し、同市の高橋邦芳市長は17日の記者会見で、「消防本部が、事業者から提出された改修計画(が実行されているか)を現地で確認していない不手際があった。今後しっかり対応したい」と述べた。
同本部は改修計画を書面のみで確認し、改善状況を現地で確認していなかったという。