日本政府は19日、緊迫するウクライナ情勢の状況把握に努めた。ロシアのプーチン大統領が侵攻を決断したと訴える米国と、侵攻意思はないと反論するロシアが「情報戦」を繰り広げる下で、真偽を見極めきれずに苦慮している。林芳正外相は同日、ドイツでの先進7カ国(G7)外相緊急会合に出席し、参加国と認識の共有を図った。
首相は19日、秋葉国家安全保障局長と会い、各国の動向について報告を受けた。ウクライナ情勢で日本は、米国との連携に傾けば、ロシアとの関係悪化を招いて北方領土問題解決がさらに遠のくというジレンマを抱える。今後の推移によっては、一段と難しいかじ取りを迫られる。