新型コロナウイルスの「第6波」で高齢者施設のクラスター(感染者集団)が多発する中、抗体薬「ソトロビマブ」を奈良県内の施設入所者に投与した医師北和也さん(43)が取材に応じ「重症化リスクを大幅に下げることができた」と述べ、投与に必要な態勢整備の必要性を指摘した。
ソトロビマブはウイルスが細胞にくっつくのを防ぐ中和抗体を使った点滴薬。厚生労働省が昨年9月、特例承認した。軽症や中等症の患者らが対象で重症化などのリスクを下げる効果があり、オミクロン株にも有効とされる。
課題もある。ソトロビマブは感染拡大による需要増で品不足になる可能性が指摘されている。