参院予算委員会は28日午前、岸田文雄首相と関係閣僚が出席し、2022年度予算案の審議を行った。首相はロシアのウクライナ侵攻に協力しているとして、ベラルーシへの制裁を検討し、早急に結論を出すと表明した。「ロシアの軍事行動を支えており強く非難する。制裁も検討を行っており、早急に結論を出したい」と述べた。自民党の佐藤正久氏への答弁。
これに関し林芳正外相は、米国や先進7カ国(G7)が表明したベラルーシへの制裁に触れ、「日本も同国政府高官を含む個人に対する措置等の検討を進めている」と明らかにした。首相はロシアのプーチン大統領らに対する資産凍結も速やかに実施すると説明した。
世界の銀行決済取引網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」からロシアの一部銀行を排除する措置への参加をめぐり、首相は「対象や内容について関係諸国間で調整の詰めが行われている。わが国もしっかりとした行動を取っていきたい」と強調した。
プーチン大統領が核戦力を念頭に「特別態勢」への移行を命じたことに関しては、「事態をさらに不安定化させる危険な行為だ。唯一の戦争被爆国として、厳しく問題点を指摘しなければならない」と語った。
[時事通信社]