女性市長のリコール署名、住民投票への必要数上回る7万人超提出…市選管の有効審査が焦点

徳島市の内藤佐和子市長のリコールを目指す住民団体「内藤市長リコール住民投票の会」が、7万人超の署名を市選挙管理委員会に提出した4日、同会のメンバーは記者会見で「これで住民投票を行えると信じる」と自信を見せた。同会は、住民投票の実施に必要な数を900筆近く上回る、7万1530人分の署名を集めたとしており、今後は市選管による有効署名の審査が焦点となる。(新谷諒真)
この日午後3時30分頃、同会のメンバー約25人が、段ボール箱19個に詰めた9226冊の署名簿を市役所に運び入れた。市選管事務局で久次米尚武代表が「署名は市民の怒りが形になったもの。公正な審査をお願いします」と述べて、署名簿を提出した。
同会は、2020年4月に初当選した内藤市長の政治姿勢や政策を疑問視する市民らが21年4月に結成。署名集めを担う「受任者」を約1万人集めた上で、今年1月27日~2月27日に署名活動を行った。
1冊に最大20人が署名できる署名簿を数万冊、受任者や協力団体に配布。受任者の自宅や公民館などで署名を受け付けたほか、戸別訪問や街頭でも署名を呼びかけた。野党系市議らも活動を支援した。
署名簿を提出した後、市内の同会事務所で記者会見を行った。久次米代表は、「書き損じや重複などで一定の無効署名が出たとしても、必要な署名数は超える自信はある」とした上で、「住民投票へ大きな一歩を踏み出せた。市民に感謝したい」と述べた。
同会は今後、市選管による審査や異議申し立てが適切に行われるか注視していくという。