気象庁は今日3月5日(土)、関東地方で春一番が吹いたと発表しました。昨年に比べて約1か月遅い発表です。
午後になり南風が強まる
今日5日(土)の関東は午後になって南よりの風が強まり、東京都心では13時50分に風速8.0m/sを観測しました。最高気温は昨日より5℃以上高い17.9℃を記録しており、春一番の定義を満たしています。統計開始以来、最も早い観測だった昨年2月4日に比べると約1か月遅い発表です。関東地方の「春一番」の条件は次の通りです。 ・立春から春分までの期間 ・日本海に低気圧がある ・強い南寄りの風が吹き、気温が上がる(東京で8m/s以上の風で前日より気温が高い)※「春一番」は期間が限定されており、発生しない年もあるため、「平年値」での比較は行われないことになっています。
気温上昇と強風で花粉は大量飛散
花粉飛散実況
春一番の条件は花粉大量飛散の条件とも一致します。ウェザーニュースが設置している独自の花粉観測機「ポールンロボ」による観測では、関東南部を中心に「非常に多い」花粉を捉えている状況です。花粉の大量飛散時に見られる、花粉光環も現れています。関東では夕方にかけて風の強い状況が続く見込みで、花粉が飛散しやすくなります。外出時にしっかりと対策を行うことはもちろん、帰宅時に室内へ花粉を持ち込まないように注意をしてください。
定義は地域によって違う
春一番は立春を過ぎて最初に吹く強い南風のことを指し、地域によって定義に違いがあるものの、平均風速7~8m/sが一つの目安になります。(地名) (基準)九州南部 8m/s九州北部 7m/s 四国 10m/s 中国 10m/s 近畿 8m/s 東海 8m/s 北陸 10m/s 関東 8m/s※春一番は、立春から春分までの期間としているため、発生しない年もあります。
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)