渋谷暴動公判、裁判員除外を決定 地裁、中核派の危害懸念

1971年の渋谷暴動事件で、東京地裁は14日までに、警察官を殺害したとして殺人罪などに問われた過激派「中核派」の活動家大坂正明被告(72)の公判を裁判員裁判の対象から除外する決定をした。10日付。
丹羽敏彦裁判長は決定理由で「中核派が繰り返してきた加害行為の対象に裁判所や民間人も含まれる」と説明。「中核派によって容貌などを把握された裁判員が危害の対象となる恐れがある」などと判断した。
大坂被告は72年に指名手配され逃亡。2017年5月に大阪府警が広島市内の関係先を捜索した際に発見し逮捕した。同6月に東京地検が起訴していた。