去年12月、大阪・北新地で心療内科クリニックが放火され、西澤弘太郎院長や患者ら26人が犠牲になりました。 この事件で警察は3月16日、死亡したクリニックの元患者・谷本盛雄容疑者(61)を殺人と放火などの疑いで書類送検し、捜査を終結しました。 警察によりますと、谷本容疑者は11年前、長男に対する殺人未遂事件を起こして服役。出所後の就労支援では、前科を理由に「支援者の態度が変わり傷ついた」として求職活動をやめたということです。その後も西澤院長からの就労支援の紹介も拒み、事件当時、銀行口座の残高はありませんでした。警察は「孤独や生活苦による自殺願望があったとみられる」としています。 そして3月17日、大阪地検は谷本容疑者について、容疑者死亡を理由に、不起訴処分としました。