大阪府寝屋川市が新型コロナウイルスに感染した市民などに支払ってきた独自の支援金が今年1月以降、支給がストップしています。一体何が起きているのでしょうか。 寝屋川市は新型コロナウイルスの感染者への独自の支援策として、去年2月以降に感染が確認された約4100人に、1人あたり3万円を支給してきました。 しかし、オミクロン株の流行で感染者数が一気に増加。今年度の予算は底をつき、今年1月以降に感染した約1万4000人への支給がストップしているのです。 このため、市は追加の事業費として貯金にあたる「財政調整基金」を財源とする約5億7000万円の補正予算案を提出。しかし、市議会から見通しの甘さを指摘する意見が噴出し、否決されました。 寝屋川市の広瀬慶輔市長は、現在ストップしている支援金の支払いについて「断念せざるをえない」と話します。 (寝屋川市 広瀬慶輔市長) 「(支給打ち切りは)市民の中に当然、機会の不公平を生むことになります。私はこうした不公平はあるべきではないと思っています。議会のみなさんの判断は尊重せざるを得ませんが、私としてはその判断はいかがなものかと。問題があるんじゃないかと感じております」 寝屋川市議会では3月24日、来年度予算案が可決されました。市長肝いりの「新型コロナ支援金」の予算は盛り込まれず、4月以降は打ち切りとなります。