富山の交番襲撃、強盗殺人の成立否定し無期判決の1審取り消し…高裁支部が差し戻し

富山市で2018年6月、富山中央署奥田交番を襲撃して警察官を刺殺し、奪った拳銃で警備員を射殺したとして強盗殺人罪などに問われた島津

慧大
(けいた)被告(25)の控訴審で、名古屋高裁金沢支部は24日、1審・富山地裁で無期懲役(求刑・死刑)とした裁判員裁判の判決を破棄し、審理を同地裁に差し戻した。
1審判決で、強盗殺人罪の適用を求める検察側の主張を退けて殺人と窃盗の罪を適用。検察側は控訴審で、改めて強盗殺人罪の成立を主張し、死刑が相当だとしていた。一方、弁護側は心神耗弱による刑事責任能力低下を訴え、量刑不当として有期刑を求めていた。島津被告は1月の控訴審初公判に続き、この日も出廷しなかった。