5歳男児死亡、暴行は「しつけのためだった」…母親ら3人が日常的に暴力か

埼玉県本庄市の住宅床下から柿本歩夢ちゃん(5)の遺体が見つかった事件で、歩夢ちゃんを暴行して死亡させたとして傷害致死容疑で逮捕された母親で派遣社員柿本知香容疑者(30)らが、「(暴行は)しつけのためだった」との趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材でわかった。
県警は柿本容疑者と同住宅で同居し、ともに逮捕された無職丹羽洋樹容疑者(34)と内縁の妻で無職石井陽子容疑者(54)の3人が、歩夢ちゃんに日常的に暴行を加えていた可能性もあるとみて捜査している。県警は28日、3人を同容疑でさいたま地検に送検した。
発表では、3人は1月18日頃、自宅1階で、柿本容疑者の長男歩夢ちゃんを床に複数回投げ飛ばすなどし、死亡させた疑い。県警は3人の認否を明らかにしていない。