松野官房長官は29日夕の記者会見で、堀内詔子ワクチン相(56)が3月末で退任し、後任のワクチン相を自身が兼務する方針を明らかにした。
松野氏は「堀内氏はワクチンの追加接種推進に全力を尽くし、多大な成果を上げた。この度、やむを得ず辞任するが、4月以降も事務を滞りなく進めることが重要だ」と述べた。
堀内氏が兼務する五輪相の設置期限が3月末となっており、閣僚の上限が1人減って19人となることに伴うもの。堀内氏は、岸田首相が率いる岸田派に所属しており、昨年10月の岸田内閣発足時に衆院当選3回で初入閣していた。