厚生労働省は11日の衆院決算行政監視委員会で、英アストラゼネカ社と供与契約を結んだ新型コロナウイルスワクチン1億2000万回分のうち、4000万回分をキャンセルしたことを明らかにした。キャンセル料は秘密保持契約があるとして明かさなかった。
同省によると、残り8000万回分のうち20万回分は地方自治体に配送済みで、4300万回分は海外に供与した。同社製ワクチンは国内で昨年8月から使われているが、若い世代でまれに血栓が生じる例が欧州で報告されたことなどから、接種数が伸びなかった。
厚生労働省は11日の衆院決算行政監視委員会で、英アストラゼネカ社と供与契約を結んだ新型コロナウイルスワクチン1億2000万回分のうち、4000万回分をキャンセルしたことを明らかにした。キャンセル料は秘密保持契約があるとして明かさなかった。
同省によると、残り8000万回分のうち20万回分は地方自治体に配送済みで、4300万回分は海外に供与した。同社製ワクチンは国内で昨年8月から使われているが、若い世代でまれに血栓が生じる例が欧州で報告されたことなどから、接種数が伸びなかった。