愛知県稲沢市の民家で2016年、当時の夫の角田幸司さん(当時60歳)を殺害して家に放火したなどとして、殺人や非現住建造物等放火、詐欺未遂などの罪に問われた無職菅井優子被告(54)(名古屋市)の裁判員裁判で、名古屋地裁は14日、求刑通り無期懲役を言い渡した。宮本聡裁判長は「財産目的で命を奪う身勝手で悪質極まりない犯行」と指摘した。弁護側は控訴する。
判決によると、菅井被告は不倫相手の浅野勉受刑者(68)(懲役30年が確定)と共謀し、16年2月6日、角田さんの胸を刃物で複数回刺して殺害した上、同13日、家に火を付けて全焼させて遺体を焼損させた。また、菅井被告は同年3月22日、角田さんの死亡保険金など約3000万円を請求して受け取ろうとした。