今年3月、大阪府寝屋川市で専門学校生の男性が刃物で刺されて死亡するなどした事件で、大阪家庭裁判所は4月20日、男性の殺害に関わったとされる19歳の少年を刑事処分が相当として大阪地検に身柄を送り返すことを決めました。 この事件は今年3月1日、大阪府寝屋川市で専門学校生の20歳の男性が背中を刃物で刺されて死亡し、バッグなどが奪われたものです。犯行には男女4人が関わっていて、亡くなった男性のスマートフォンからは大麻を販売する記録が残っていたことから、何らかのトラブルになったとみられています。 大阪地検は、4人のうち20歳以上の光亮斗被告(20)と持田多嶺被告(21)を強盗致死の罪ですでに起訴しています。 一方で、19歳の少年は強盗殺人の疑いで、18歳の少年は強盗致死の疑いで、3月28日に検察が大阪家庭裁判所に送致し、家裁が少年審判を開いて2人の処分を検討していました。 そして大阪家裁は4月20日、19歳の少年について少年審判を開いた結果、「刃物が予想外に深く刺さった可能性が残ることなどから殺意を認めることについては慎重であるべき」として、罪名を強盗致死だとした上で、「刃物で被害者を刺して死に至らしめていて、人命を軽視する犯罪で重い責任を問われるべき」として、刑事裁判を受け刑事罰を科すのが相当とし、4月20日付けで身柄を大阪地検に送り返す『逆送』を決定しました。 一方、18歳の少年は現時点で決定は出ていないということです。 大阪地検は近く19歳の少年を起訴するとみられますが、4月1日から施行された改正少年法によって、裁判員裁判の対象となる重大事件などで18歳~19歳のいわゆる「特定少年」を起訴する場合にあたることから実名を発表する可能性があります。