オオサンショウウオ「モトヤス」死ぬ 原爆ドーム前の元安川で発見

広島市中心部の川で今月初めに見つかり、安佐動物公園(広島市安佐北区)に保護されていた国の特別天然記念物のオオサンショウウオが死んだ。市が22日発表した。保護された後、見つかった川にちなみ「モトヤス」と名付けられていたが、弱っていた。
モトヤスは今月5日、元安川の原爆ドーム対岸付近で市民が見つけ、ツイッターに写真が投稿され、海水が混じる汽水域では生息しないため珍しく話題に。その後姿を消したが、7日に近くの本川で発見され、オオサンショウウオを長年研究している同園が保護。通常は上流で過ごす生き物だが、弱って下流に流された可能性があるとされた。体の模様から元安川で撮影されたものと同一と確認され「モトヤス」と名付けられた。しかし、同園によると潮水の影響か水カビが体につき、その後も体調が悪かったという。【岩本一希、矢追健介、中村清雅】