「夢でもいいから。腕の中に入ってきて…」遺族が思い語る 亀岡暴走事故から10年

京都府亀岡市で無免許の少年が運転した車が暴走し3人が死亡した事故から10年を迎えた4月23日、遺族が悲痛な思いを語りました。 2012年の4月23日、京都府亀岡市の通学路で、集団登校をしていた小学生らの列に車が突っ込み、児童2人が死亡。さらに、長女の登校に付き添っていた妊婦の女性(当時26)とお腹の中の赤ちゃんも犠牲になりました。車を運転していた少年(当時18)は無免許で、居眠り状態でした。社会に大きな衝撃を与えたこの事故は、悪質運転の罰則強化のきっかけにもなりました。 あの日から10年を迎えた23日、現場では遺族が参列して法要が営まれました。 (当時26歳の娘・松村幸姫さんを亡くした中江美則さん) 「もう1回だけ抱きしめさせてほしい。お願いやから、夢でもいいから。お父さんの腕の中に入っていってくれと叫んでいました」 今年は法要のほか、中江さんが現場近くに自費で設置した防犯カメラが亀岡市に寄贈されました。