「身内の捜査」に不信感 告発のプレサンス前社長側弁護士

学校法人「明浄学院」(大阪府熊取町)の土地取引を巡る業務上横領事件で、無罪が確定した不動産会社「プレサンスコーポレーション」(大阪市中央区)の山岸忍前社長(59)の代理人弁護士は19日、大阪地検特捜部に所属していた男性検事2人への証人威迫容疑などの告発状が地検に受理されたことを受け、「特捜部を含めた地検全体の問題なので、地検が捜査することに不信感がある。適正・公平に捜査を進めてほしい」と取材に語った。
山岸氏の弁護団によると、山岸氏は3月、特捜部で事件を担当した検事2人に対する告発状を最高検に提出した。告発状は地検に移され、5月11日付で受理された。告発事件の捜査は通常、特捜部が担うが、今回は元特捜検事が対象になるため刑事部が担当するという。
検事2人は山岸氏の元部下(57)=有罪確定=らの取り調べで人格を否定するような発言を繰り返し、山岸氏との共謀を認めるよう脅迫などをしたとされる。2人は既に大阪地検から異動している。
地検の八沢健三郎次席検事は「適切に対応したい」とのコメントを出した。【沼田亮、古川幸奈】