政府は20日、新型コロナウイルス感染症対策でマスク着用を必要としない場面を整理し発表した。屋外では周りの人と距離が近いまま会話する際以外は「着用の必要はない」とし、屋内でも周囲との距離が2メートル以上あり、会話をほとんどしない場合は着用は不要とした。2歳以上の未就学児については場面を問わず「一律には求めない」とした。
後藤茂之厚生労働相が記者団に明らかにした。見解では、屋内か屋外か▽2メートル以上を目安に周囲の人と距離を確保できるか否か▽会話するかほぼしないか――などの場面に応じてマスク着用が必要かどうか整理した。政府として、新型コロナの感染対策におけるマスク着用の位置づけは「変更しない」とする一方、屋外など「外せる場面」を明確化した。
後藤氏は「夏場は熱中症のリスクが高くなる。マスク着用が必要ない場面では外すことを推奨する」と表明した。一方で、今後のさらなる見直しについては「感染状況や諸条件の変更など、客観的エビデンス(根拠)が出てくれば、それに従ってルールを見直すことを考えていきたい」とした。【小鍜冶孝志、矢澤秀範】