東大前刺傷、少年を家裁送致 責任能力問えると判断か

今年1月の大学入学共通テストの試験会場だった東京大(東京都文京区)近くの路上で受験生ら3人が刺された事件で、東京地検は27日、殺人未遂などの疑いで逮捕された名古屋市の少年(17)を家裁送致した。
捜査関係者によると、少年は2月18日から5月20日までの約3カ月間、鑑定留置されており、責任能力を問えると判断したとみられる。
少年は1月15日、共通テストの受験生の男女2人や70代の男性を刃物で刺したほか、東京メトロ南北線の東大前駅で着火剤を投げるなどしたとして、殺人未遂や威力業務妨害などで逮捕、追送検されていた。
捜査関係者によると、少年は東大を目指していたといい、逮捕当時、「成績が上がらず自信をなくし、自殺する前に人を殺そうと考えた」などと話していたという。