3日午後3時45分ごろ、東京・霞が関の厚生労働省から不審な封筒が届いたと、警視庁丸の内署に通報があった。駆け付けた同署員が封筒を確認したところ、ダイナマイトに似せたとみられるプラスチックの筒や、「つなげると武器になる」「とても危険」などと書かれた手紙が入っていた。
近くの外務省にも3日午前、不審な封筒が届き、爆発物処理班が出動する騒ぎになった。封筒に入っていたのは厚労省と同じものだったという。
捜査関係者によると、二つの封筒は差出人名や消印などが同一で、愛知県内から郵送されたとみられる。警視庁は威力業務妨害容疑を視野に関連を調べている。【斎藤文太郎】