なぜ札束握ってコンビニに…19歳店員が気付いた違和感、詐欺被害防ぐ

特殊詐欺被害を未然に防止したとして、大阪府警泉佐野署は14日、「ローソンりんくう南店」(大阪府泉佐野市)の店員、後藤未結(みゆ)さん(19)に感謝状を贈った。今月13日時点の府内の詐欺被害額は約12億1230万円で、昨年同時期から約1億1400万円増加。同署は「今後も府民の協力を得ながら詐欺防止に全力を尽くしていきたい」としている。
同署などによると、5月23日午後5時半ごろ、来店した60代男性が数十万円分のプリペイドカードと1万円札の束を持ってレジに来た。男性は「午後6時までに払わないといけない」と慌てた様子で、詐欺を疑った後藤さんは「数分でいいので警察に相談してほしい」と何度も説得。男性に通報を促して詐欺被害の未然防止につながった。
竹内利典署長から感謝状を受け取った後藤さんは、「ニュースで見聞きしていたようなことが本当に起きて驚いたが、普段からアンテナを張って声をかけていくことが大切だと思った」と振り返った。