池袋暴走事故遺族をSNSで中傷 愛知の22歳を侮辱罪で在宅起訴

2019年4月に起きた池袋暴走事故で妻子を亡くした松永拓也さん(35)をネット交流サービス(SNS)で誹謗(ひぼう)中傷したとして、侮辱容疑で書類送検された愛知県の飲食店従業員の男性(22)について、東京区検は15日、侮辱罪で東京簡裁に在宅起訴した。
区検によると、男性は3月11日、松永さんのツイッターアカウントに「金や反響目当てで、闘ってるようにしか見えませんでしたね」などと投稿し、不特定多数に閲覧させて松永さんを侮辱したとされる。区検は男性の認否を明らかにしていない。
捜査関係者によると、男性は警視庁の調べに容疑を認め、「松永さんには悪いことをしたと思い、とても反省しています」と謝罪していた。また、男性は21年12月に大阪市内であおり運転を繰り返した疑いがあるとして、大阪府警も道交法違反(妨害運転)などの疑いで書類送検している。
侮辱罪の法定刑は13日に改正刑法が成立し、「拘留(30日未満)または科料(1万円未満)」に「1年以下の懲役もしくは禁錮」と「30万円以下の罰金」が加わり厳罰化された。男性は法改正前の行為で起訴されているため、従来の法定刑の対象となる。【井口慎太郎】