「誰にも言ってはいけないと言われた」とATM操作の女性…後ろの男性、声かけ詐欺被害防ぐ

埼玉県警浦和署は特殊詐欺被害を未然に防いだとして、さいたま市浦和区の男性(65)に感謝状を贈った。
男性は5月6日昼過ぎ、郵便局の現金自動預け払い機(ATM)で、前に並んでいた70歳代女性が携帯電話を手に操作に手間取っているのに気がついた。
特殊詐欺の手口を県警の啓発イベントなどで知っていた男性が異変を感じて声をかけたところ、女性は「誰にも言ってはいけないと言われた」などと返答。詐欺を疑った男性は郵便局員に警察に通報してもらい、女性に振り込みを思いとどまらせた。
男性は「携帯電話で指示を受けながら画面を見ている様子でピンときた。声をかけたことでこんなふうに表彰してもらえて感激だ」と笑顔で話すと、近藤佑一署長も「今後も地域住民と協力して特殊詐欺を抑止していきたい」と語った。