立ち並ぶ墓標 海岸がペットの墓場化!? 法令違反の可能性 大分

大分県宇佐市内の4海岸にペットの墓が広範囲に点在し墓地化している可能性があることが14日開かれた宇佐市議会で判明した。高橋宜宏市議の一般質問に市側が答弁し、海岸で墓標とみられる木切れを確認し、法令違反の可能性があることを指摘した。今後、海岸の管理者や関係機関と連携して看板の設置、広報、SNSなどでの注意喚起を図る考えを示した。【宮本勝行】
墓地化が疑われる4海岸のうちの一つを記者が訪ねると、10近い木の棒が立ち、その隣には墓標と思われる木が三つ並んでいた。更に隣には、ペット名を記した木の墓標が倒れ、供養の花を入れたとみられる空き缶が砂に埋まっていた。
約3メートル離れた場所にも、やや盛られた砂に貝殻が置かれ木切れが二つ並んで立っていた。片方の木には、没年月日か建立日か、令和元年の年号と月日が記され、線香の燃えかすが残っていた。
市側の答弁では、こうした埋葬行為は、ただちに廃棄物処理法違反だとの判断は難しいが、軽犯罪法に抵触する恐れがあるという。市では、ペットの死骸は一般廃棄物として収集している。2021年度には、海岸の清掃をしていたボランティアの連絡で死骸を回収し、一般廃棄物として処理した例が2件あったという。