人気の「ヤクルト1000」、高額転売が横行 入手困難に便乗

大手飲料メーカーのヤクルトが販売している機能性表示食品の「ヤクルト1000」と「Y1000」が、入手困難な状況が続いている。睡眠の質の向上などに効果があるとされ、テレビ番組やSNSでも取り上げられて人気に火がついた。オークションサイトでは、品薄に便乗して高額で転売されるケースも確認されている。
睡眠の質の向上に効果
ヤクルトによると、宅配用のヤクルト1000(メーカー希望小売価格は1本130円、7本パック910円)は昨年4月から、店頭用のY1000(1本150円、6本パック900円)は同10月から全国での販売を開始。ヤクルト1000、Y1000に含まれる乳酸菌シロタ株を継続的に飲むことで、ストレスの緩和や睡眠の質の向上に効果があったことが報告されているという。
今年4月には人気タレントのマツコ・デラックスさんがテレビ番組でヤクルト1000を愛飲していることを打ち明け、SNSでも話題に。ヤクルト1000、Y1000ともに品薄の状態が現在も続いている。
同社によると、ヤクルト1000の販売実績は令和3年4月~4年3月で1日当たり114万7千本。4年4月~5年3月は同145万本の販売を見込んでおり、Y1000については7月をめどに増産を予定している。
同社広報室は「ヤクルト1000やY1000の機能が、お客さまのニーズにお応えできたことが(好評の)理由ではないか」としている。
7本パック2個が1万円
話題を呼んでいるヤクルト1000とY1000だが、一部のオークションサイトでは品薄に乗じ、高額で転売しているケースも相次いでいる。オークションサイトの「ヤフオク」では、16日午前11時時点でヤクルト1000の7本パック2個が1万円で出品されているケースが確認された。
高額で転売されている現状に、ヤクルトでは「商品管理に注意が必要な商品なので、ヤクルトレディなど正規ルートでの購入をおすすめする」(広報室)としており、オークションサイトでの購入に対してホームページ上でも注意を呼び掛けている。(浅野英介)