「湘南新宿ライン」の車掌、走行中に居眠り 「断続的に睡魔」

JR東日本は18日、同日午前に運行していた「湘南新宿ライン」の普通電車の乗客から「車掌が居眠りをしていた」と通報があったと発表した。居眠りしていたとみられるのは赤羽―新宿駅間の走行中で、車掌は会社側に「断続的な睡魔に襲われた」などと説明しているという。これによる電車の遅れなどはなかった。
JR東によると、電車は小金井発逗子行き(15両編成)で、18日午前9時半ごろ、男性車掌が居眠りしているのを乗客が現認したという。乗客は降車後に駅職員らに通報し、JR東が車掌に確認したところ、車掌は「眠気があった」「否定できない」と説明したという。JR東は「同種の事案を繰り返さないよう、乗務員への指導を徹底する」としている。【最上和喜】