発見遺体は23歳女性 逮捕の男「手錠をかけた」

東京都文京区に住む女性(23)が今月5日に行方不明になった事件で、この女性を茨城県内の別荘に監禁した疑いで警視庁に逮捕された三瓶(さんぺい)博幸容疑者(33)が「(女性に)手錠をかけていた」などと供述していることが19日、捜査関係者への取材で分かった。捜査1課は、別荘近くの山林で発見した遺体の身元を女性と特定。捜査1課は死体遺棄事件として富坂署に同日、捜査本部を設置し、死亡した経緯についても調べる。
女性は、文京区小石川の新野(あらの)りなさん。捜査関係者によると、5日に「友人に会いに行く」と同居の母親に告げて自宅を出たまま行方が分からなくなった。
その後の防犯カメラ捜査で新野さんが5日午前10時ごろ、茨城県のJR水戸駅で迎えに来た三瓶容疑者の車に乗ったことが判明。同県常陸太田市にある三瓶容疑者の別荘に車で移動したことも確認され、捜査1課が三瓶容疑者に任意で事情を聴いたところ、別荘で新野さんに手錠をかけていたことを認めたという。
三瓶容疑者は「交流サイト(SNS)で知り合い一緒にいた。手錠はかけたが合意があり不当な拘束ではない」と容疑を否認。新野さんとは「2月か3月に1回会い、今月5日が2回目だった」と説明している。
遺体は別荘から約1・5キロ離れた山林内の林道の崖下約6メートルのところで木に引っ掛かるような状態で発見された。検視の結果、死後数日が経過。目立った外傷は確認されず、20日に司法解剖して死因を調べる。
三瓶容疑者の車のドライブレコーダーには遺棄現場とみられる林道を通行する記録もあったが、「(別荘近くの)直売所で新野さんを降ろして別れた」とも供述しているという。