震度6弱を観測した石川県珠洲(すず)市。地震発生時は立っていられないほどの揺れに見舞われ、店舗では棚から商品が落下するなどの被害が出たという。
「(スマートフォンの)緊急地震速報と同時くらいに、いきなり大きな横揺れに襲われた。時間的には10秒くらいだったが、地面から『ドドド』という音が聞こえて怖かった」
同市内の日本料理店で働く女性店員がそう振り返った。営業時間中だったため、来店客には揺れが収まってから避難するよう伝えたが、動こうにも動けない状況だった。
店内は食器が割れたくらいで、そこまでの被害はなかったというが、「このあたりは古い建物も多い地域。今は倒壊などの被害はなかったとしても、余震で崩れたりするのが怖い」と不安がった。
同市内のスーパーマーケットの女性従業員も「避難しなければと思う間もなく感じたことのない激しい揺れに襲われた」と明かす。
女性は当時事務所にいたが、店内では調味料や飲料が入っていた瓶が棚から落ちて割れたと聞いた。「けがをしたお客さんや従業員は今のところ確認されていない」といい、「今は電気もまだ通じている。みんな気が動転しているけど、被害状況を把握したうえで営業を続けるつもり」と話した。