地震被害の石川・能登地方 熱中症と土砂災害に注意を 気象庁

19、20日と相次いで大きな地震に見舞われた石川県能登地方。当面は最高気温が30度以上の真夏日が続き、23日以降は降雨が見込まれる。気象庁は熱中症や土砂災害に注意するよう呼び掛けている。
石川県を含む北陸地方は高気圧の影響などで気温が上がり、20日の最高気温は珠洲(すず)市で28・4度を記録した。県内はそのまま曇りや晴れが続き、金沢市の最高気温は21日に30度と真夏日の予想だ。22日は29度で夏日となるが、23日以降は南から暖かく湿った風が吹き、30度以上の真夏日が続く見込みだ。気象庁業務課の酒井亮太・気象情報企画官は「片付けの際はこまめに水分補給をしてほしい」と話す。
23日以降は前線が北上する影響で雨天と予想され、特に24、25日は本格的に雨が降る見込みだ。強い地震で地盤が緩んだところにまとまった雨が降れば土砂災害が起きる可能性があるという。酒井氏は「雨が降る前に住んでいる自治体が作っているハザードマップでがけ崩れなど危険な場所がないか、避難場所はどこか、しっかり確認をしてほしい」と呼び掛けている。
環境省の「熱中症予防情報サイト」(https://www.wbgt.env.go.jp/)は、各地の気温や湿度などから算出する「暑さ指数」について、実況値と予測値を確認できる。
国土交通省のハザードマップポータルサイト(https://disaportal.gsi.go.jp/)は各自治体のマップがまとまっており、自分の住む地域のマップを探すことができる。【安藤いく子】