水道橋博士、参院選出馬の意気込み「消費税ゼロ、インボイス制度反対、ピルの購入も薬局で」

6月22日公示・7月10日投開票の参院選が熱を帯びている。火をつけているのはクセの強すぎる候補者たち。高支持率の政権で与党優勢が囁かれるなか、なぜ立ち上がったのか?今回は水道橋博士を直撃取材!

◆「スラップ訴訟に屈しない」芸人が出馬に秘めた思い

「あなたもいつ訴えられるかわかりません」

こう語るのは、れいわ新選組から出馬するお笑いコンビ「浅草キッド」の水道橋博士。自分の身に起こったことは他人事ではないと訴える。

「日本維新の会の松井一郎代表を批判しているYouTubeのサムネをツイッターで引用し、『事実でないなら今すぐ訴えるべきだと思いますよ(笑)』と書いたら、僕が訴えられた。僕だけならまだしも、リツイートした4000人も訴えるという。松井さんは公人ですよ。これは明らかに権力者が一般人の声を封じ込めようとするスラップ訴訟。たとえ僕が裁判で勝ったとしても、このままではすぐに新たな犠牲者が出てしまいます」

◆消費税ゼロ、インボイス制度反対、ピルの購入も薬局で

そこで供託金600万円を負担してくれたれいわ新選組から出馬を決意した。反維新を掲げるだけでなく、いくつも政策を打ち出している。

「例えば消費税をゼロにし、消費マインドを刺激する。フリーランスを苦しめるインボイス制度には反対。また薬局でピルを買えるようにもしたい。医師会が利権を守るために反対しているが、女性の体を守るのはオヤジたちではなく彼女たち自身ですよ。

政策を考えるのもネタと同じ。日常のなかの“あるある”や違和感をどうかたちにしていくか。頭のなかで考えたのをツッコミ、ブラッシュアップしていく。ずっとネタ作りをしてきたから、僕は政策を考えるのが得意だとわかった」

◆手ごたえは?

下馬評では自民党が圧倒的優位のなか、手ごたえはどうか?

「選挙に関心のない層をどれだけ取り込めるか。『吹けよ風、呼べよ嵐』。まさにプロレスラー・ブッチャーのテーマ曲。選挙は何が起こるかわかりませんよ。(立川)談志師匠が参議院選挙に出たときはなかなか当確が出ずに周りはヒヤヒヤ。最後の最後で当選を決めたとき、師匠は『真打ちは最後に上がるものだ』と。そういうのはかっこいいね」

れいわ旋風が巻き起こるか。

●水道橋博士(59)
れいわ新選組公認/全国比例 お笑い芸人。作家。’62年、岡山県生まれ。ビートたけしに弟子入りし、芸人の道に進む。25年間日記を書き続けている

<取材・文/週刊SPA!編集部>