京都府木津川市は22日、市内在住の児童(11)に対象となっていない新型コロナウイルスの大人用(12歳以上)ワクチンを誤って接種したと発表した。市によると、児童は接種直後の3日間、強い副反応が出て、うち半日ほど寝込んだが、現時点で健康への大きな問題はないという。
児童は5月27日、市内の医療機関を訪れ2回目のワクチンを接種。6月16日に市職員が接種記録の事務処理中に誤接種に気付き、翌17日に医療機関と保護者に連絡した。
市健康推進課は「医療機関で適切な年齢確認ができていなかった」として、接種を行う市内の全医療機関に予診時の再確認を徹底するよう通知した。