福岡県大川市立川口小で2017年1月、4年生の晴翔(はると)さん(当時10歳)が倒れたゴールポストの下敷きになって死亡した事故を巡る訴訟で、同市は28日、市に約3660万円の支払いを命じた福岡地裁久留米支部の判決を受け入れ、控訴しないと発表した。
市はこの日の庁内会議で控訴しないことを決定。倉重良一市長は「失われた大切な命は戻らないことを深く心に刻み、学校が安全安心な場所であるよう、二度とこのような事故が起きないよう取り組む」とのコメントを発表した。
訴訟では晴翔さんの両親が市に約4320万円の損害賠償を求めていた。市の決定を聞いた原告側代理人の弁護士は「判決は(晴翔さんの)過失を否定しており、市がその部分も受け入れたことは評価する」とした上で原告側の対応について「引き続き検討中」とした。【降旗英峰、高芝菜穂子】