兵庫県尼崎市議会の光本圭佑市議(42)が政務活動費でパソコンなどを購入し、納品書を偽造した問題で、市議会は28日、光本市議への辞職勧告決議案を7会派代表の連名で提出、全会一致で可決した。前迫直美議長は、議会として告訴・告発の準備をしていることを明らかにした。
決議は、光本市議が所属していた会派「日本維新の会」の政活費を、不透明な入出金やパソコン購入の納品書偽造などで不適切に取り扱い、市議会の調査にも非協力的と指摘。社会的、道義的責任を自ら認めて辞職することを求めた。
光本市議は利害関係があるため審議中は退出したが、発言を認められた。市民らに謝罪した後、県警捜査2課に任意捜査を依頼したとし、「私的流用や水増しはない」と強調。「捜査の進捗(しんちょく)に合わせて説明責任を果たしたい」と述べた。
光本市議は議会後の取材に「責任の果たし方はいろいろある。辞職は考えていない」と議員を続ける考えを示した。【亀田早苗】