通信事業者間で支払われる接続料金の仕組みを悪用し、NTTドコモから約1億円をだまし取ったとして通信事業会社役員らが逮捕された事件で、愛知県警などは29日、別に約2億円を詐取したとして14人を組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)容疑で再逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。
再逮捕されたのは、いずれも通信事業会社の「ソフィアデジタル」(東京都千代田区)社長、高橋和男(59)、「メタスペクト」(同港区)社長、鈴木聡(45)、「アルテリア・ネットワークス」(同)社員、神山悦智(えつのり)(51)の3容疑者ら14人。再逮捕容疑は2021年4月1日~6月30日、ドコモのかけ放題プランに加入した84回線からア社の回線に電話をかけ続け、接続料金名目で計約2億2300万円をだまし取ったとしている。特殊な通信機器を使い、約1200万回の発信を繰り返していたという。
県警は高橋容疑者らが18年12月~21年6月の約2年半の間に十数億円をだまし取った疑いがあるとみて調べている。【山下俊輔】