国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金を不正に受給したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は詐欺の疑いで、埼玉県越谷市七左町の無職、久村大賀(たいが)被告(26)=別の詐欺罪で起訴=と、東京都荒川区町屋の会社員、飯村昂央(たかひろ)容疑者(25)を逮捕した。調べに対し、久村容疑者は黙秘し、飯村容疑者は「久村から個人事業主なら誰でも受給できると聞いた」と容疑を一部否認している。
逮捕容疑は共謀して、令和2年7月、飯村容疑者がサービス業を営む個人事業主と装って持続化給付金を申請し、100万円を詐取したとしている。
サイバー犯罪対策課によると、久村容疑者は、大学の同級生の飯村容疑者に不正受給を持ちかけ、申請に必要な情報を共犯者に送信し、実際の申請作業をさせていたとみられる。
同課は久村容疑者らのグループが同級生や知人関係を利用して、飯村容疑者を含めて5人に不正受給をさせ、計600万円を詐取したとみて調べている。
久村容疑者は別の持続化給付金の不正受給事件で逮捕され、詐欺罪で起訴されている。