新型コロナウイルスの感染者数が増加しています。感染力が強いとされるオミクロン株の「BA.5」への置き換わりも懸念されています。 7月に入って初めての週末、大阪・ミナミは観光客らで賑わっていました。 (観光客 7月3日) 「きのう東京から。ライブがあって、それで来ました」 「群馬からです。(Q大阪どうですか?)最高だよね」 一方で気がかりなのが、新型コロナウイルスの感染者数の増加です。 (厚労省アドバイザリーボード 脇田隆字座長 6月30日) 「新規感染者数につきましては、全国的に上昇傾向に転じました」 6月30日、政府の新型コロナ対策を助言する専門家会合の脇田隆字座長は、「全国の直近1週間の感染者の数が前の週と比べて1.17倍と、増加に転じた」との見解を示しました。 6月26日の近畿と徳島の新規感染者数は計2351人でしたが、7月3日は計4135人と、1週間で感染者数が約1.8倍となっていることが分かります。 さらに気になるのが、感染力が強いとされるオミクロン株の「BA.5」への置き換わりです。 (厚労省アドバイザリーボード 脇田隆字座長 6月30日) 「BA.4系統、およびBA.5系統が国内でも検出されています。特にBA.5系統においては、今後国内の主流系統となって感染者数の増加要因となる可能性がある」 脇田座長は7月上旬には全国の感染者の2割を超えるとの推計を示し、これが感染拡大を加速させる可能性もあると述べました。 (東京都 小池百合子知事 6月30日) 「(感染が)再拡大しております。一層警戒をしていく必要がございます。また、熱中症に留意しながら『感染しない、感染させない行動』を改めて徹底して感染をおさえこんでまいりましょう」 7日間平均の新規感染者が2週連続で増えている東京都。感染状況の警戒レベルが2週間前に引き下げられたばかりでしたが、「感染が再拡大している」として警戒レベルを上から2番目に引き上げました。 大阪府でも東京と同じく感染拡大傾向が続いています。 (大阪府 吉村洋文知事 6月29日) 「ひとつ考えられるのは変異株なんですが、変異株が顕著に増えているという状況ではありません。いわゆる、オミクロンの亜系統については少し増加傾向にあります。ただ、これも全体に影響を及ぼしているような数字では今のところはありませんが、少し増えているという状況ですので」 繰り返す「感染の波」。街の人たちの“意識”も変わりつつあるようです。 「ちょっと増えているから気をつけないとなみたいな」 「感染したら仕事でも迷惑がかけるけど、飲みには行きたいという感じですかね」 「先週よりも(感染者が)増えているのを見るので、心配だなと思います。規制とかがかかってくると自由に外出できなくなっちゃうので」 「活動制限しすぎてもなぁと思うので、(コロナに)気をつけながら遊ぶときは遊ぶみたいな感じで」 「騒動が早く終わってほしいし、周りを見たらもういいんじゃないかなっていうのもあるから。毎日毎日、一喜一憂はしなくなりましたね」