東京都の新規感染者5302人、前週から倍増 再拡大ペース加速

東京都は5日、新型コロナウイルスの感染者が新たに5302人確認されたと発表した。1日あたりの新規感染者が5000人を超えたのは4月28日以来約2カ月ぶりで、前週火曜日の2514人から倍増した。感染再拡大のペースが加速しており、都は警戒を強めている。
年代別では20代が1162人で最も多く、30代が963人で続いた。30代以下が全体の6割を占めた。5日時点の週平均の感染者数は約3778人で、前週比174%と大幅に増加。都の基準による重症者数は6月中旬はゼロの日もあったが、5日時点で7人に増えた。
6月30日に開かれた感染動向を分析するモニタリング会議では、専門家から感染再拡大の要因として「夏は冷房をかけて閉め切った部屋にいるため、感染者が増えやすいのではないか。繁華街の滞留人口も増えている」との指摘があった。そのほか、感染力が強いとされるオミクロン株の変異型「BA・5」への置き換わりが進んでいることや、直近のワクチン接種から時間がたって感染予防効果が低下している人が増えていることも要因と考えられるという。【黒川晋史】