青森県階上町の杉林で起きた連続放火事件で、森林法違反(森林放火)容疑で逮捕された階上町職員の小守陽貴容疑者(39)が、「ストレス発散のためにやった」と供述していることが5日、関係者への取材でわかった。県警は5日、小守容疑者を同容疑で青森地検八戸支部に送検した。
発表によると、小守容疑者は5月20日夜、町内の私有林にライター類で火をつけ、約6570平方メートルを焼いた疑い。
町総務課によると、小守容疑者は事件当時、クマ出没情報の確認のため1人で町内を巡回に出ており、その後、町役場に戻って上司に報告していた。小守容疑者は町産業振興課農林グループの主査で、消防団員も務めていた。