N党に塩を送るNHKの“不祥事”連発…尾瀬木道の足止め撮影問題、管理職タクシー不正使用も

7月10投開票の参院選を目前に、NHK党が勢いづいている。
候補者はNHKが放送する政見放送やニュースで「NHKをぶっ壊す」の決め台詞を連発。その一方で今回の選挙は「年金生活者のNHK受信料無料化」を掲げて地道な選挙戦も展開している。
「N党は全45の選挙区に自民党の候補者数49人を上回る73人を擁立しましたが、党首の立花孝志氏は『選挙区での立候補者は当選を目的としていません』とYouTubeで説明しています。全国的に票を掘り起こすことで政党要件を満たす票を獲得し、政党交付金を受け取り続けられる環境を維持しようとしているのでしょう」(政治部記者)
■「トー横のハウル」をヨイショした記述をHPからこっそり削除
そんなN党に対し、塩を送るかのように不祥事を連発しているのがNHKだ。
NHKは6月19日放送の「にっぽん 憧れの絶景!『初夏の尾瀬』」(BSプレミアム)の撮影時に、スタッフが尾瀬国立公園内の木道をハイキングしている人々を足止めしていたことが明るみになってプチ炎上した。
6月22日には「クローズアップ現代」(2月22日放送『トー横キッズ』~居場所なき子どもたちの声~)で取り上げた「ハウル」こと小川雅朝容疑者(32)が東京都青少年健全育成条例違反容疑で逮捕され、NHKはその後、小川容疑者を持ち上げるような記述をホームページからこっそり削除していたことが発覚。
さらにNHKは同24日、19年6月から今年1月までの約2年半の間に、約70万円のタクシーチケットなどを不正使用したとして、50代の男性管理職を諭旨免職処分にしたことを発表した。
こうした不祥事を受けて、ネットでは《国民はスポンサーとして、NHKに対しNOを突きつけたくても受信料の支払いが強制なのが納得できない》《こういうあからさまな受信料の無駄遣いがされても、国民は泣き寝入り》など、NHKに対して怒りの声が上がっている。
ここに来て、ガソリン代や電気代、食料品などが急激に値上がりし、視聴者の受信料負担の重みが増していることもいることもNHKにとっては逆風だ。
《消費者は物価上昇を受け入れる余地が無くなっている。節電だってやっているし、あと削れるのはNHK受信料くらい》《選択肢の一つとして、普段あまり見ることのない人は、受信料を削れるとありがたいと思う》という切実な声も上がっている。
■NHKに質問すると…
さて、NHKは度重なる不祥事をどう受け止めているのか。
日刊ゲンダイが【尾瀬でスタッフが一般客を足止めさせたとする問題についての見解と再発防止策について】質問したところ、NHKからは「撮影やロケの際、安全などを考慮し、通行される方などにご協力をお願いすることはあります。責任者からスタッフに指導を適切に行い、あくまで協力のお願いであることを徹底し、通行される方などにご迷惑をかけることのないようにしていきます」と回答があった。
一方、【「クローズアップ現代」で小川雅朝容疑者こと「ハウル」を取り上げた基準】について聞くと、「取材・制作の過程の詳細などについて、お答えは控えます」と説明があった。
過激な選挙戦を展開するN党もN党だが、不祥事連発でツッコミどころ満載のNHKにも問題がありそうだ。