婚活パーティー荒らし男の嘘八百 独身と偽り妊娠中のシングルマザーを殺害

クズの極みとしか言いようがない。
独身と偽ってシングルマザーを妊娠させ、結婚の約束を守らず、自殺にみせかけて絞殺していた。
7日、殺人容疑で警視庁捜査1課に逮捕されたのは、埼玉県草加市の日立ハイテクサイエンス社員の高橋剣容疑者(43)。
高橋容疑者は3月12日午前1時ごろ、東京都練馬区にある成田のぞみさん(当時37)の自宅マンションを訪れ、用意したロープで首を絞めて殺害。首にひもを巻いて首吊り自殺したようにみせかけ、午前4時ごろ、ネットカフェに入店した。同日午前7時半ごろ、成田さんと同居する小学生の長女が洗面所の床に倒れている成田さんを発見。長女が高橋容疑者に連絡し、ネットカフェから「彼女が倒れている」と119番した。高橋容疑者は捜査員に「成田さんとは会っていません。自殺していた」と虚偽説明。成田さんのお腹には赤ちゃんがいた。
高橋容疑者は2014年に結婚した妻がいながら、16年ごろから複数の婚活サイトに登録。17年に成田さんと知り合い、18年から交際していた。
成田さんは周囲に「娘にお父さんをつくってあげたい」「結婚の準備をしている」とうれしそうに話し、長女には「ママがいない時に何かあったら、高橋さんに電話しなさい」と全幅の信頼を寄せていた。一方、高橋容疑者にはハナから妻と離婚するつもりも、成田さんと結婚する気もみじんもなかった。
「成田さんと付き合ってからも、妻がいる草加市の自宅と成田さんの家を頻繁に行き来していました。さらに婚活パーティーに参加して数十人の女性と食事に出掛けていた。4年もの間、結婚していることも他の女性と遊んでいることもバレず、よく嘘をつき通せたものです。妊娠していることが判明して成田さんが邪魔になり、これまで通り好き勝手な生活ができなくなることから、殺害に及んだようです」(捜査事情通)
あまりにも身勝手過ぎる。