大阪女児「粘着テープで縛った」 放置死、祖母供述

大阪府富田林市の小野優陽ちゃん(2)が自宅に放置され熱中症で死亡した事件で、保護責任者遺棄容疑で逮捕された祖母の小野真由美容疑者(46)が「優陽の手足を粘着テープで縛って外出した」と供述していることが9日、捜査関係者への取材で分かった。祖母は優陽ちゃんが暴れないようにするためだったと理由を説明。使った形跡がある粘着テープが自宅から見つかった。
優陽ちゃんは6月29日夕、高さ88センチの柵の中で倒れているのが見つかったが、捜査員が到着した際は手足にテープは巻かれていなかった。祖母らが拘束していたことを隠すため、通報前にテープをほどいた可能性がある。