参院選が１０日投開票され、れいわ新選組から比例代表で立候補した「浅草キッド」の水道橋博士氏（５９）が当選確実となった。たけし軍団出身では東国原英夫以来、２人目の国会議員となる。
博士氏が出馬を表明したのはわずか１か月半前。日本維新の会代表の松井一郎大阪市長からスラップ裁判を起こされたとして、反スラップの立法化をれいわの山本太郎代表に質問した際に「政治家になったらどうですか」と出馬をオファーされ、「検討します」と即答し、３日後には出馬を表明していた。
「松井一郎さんに訴訟したことを後悔させる」と選挙戦では日程の半分近くを大阪や関西圏で活動。松井氏や維新への対抗心を燃やせば、ラサール石井や三又又三などの芸人らの応援も得て、支持拡大に成功した。