女性当選者、過去最多の30人に 16、19年の28人超える

参院選の女性当選者数は11日午前3時半過ぎまでに30人となり、2016、19年の28人を超えて過去最多となった。今回は、社会党が「マドンナ旋風」を巻き起こした1989年の146人を上回る最多の181人の女性が立候補。女性候補者が全体に占める割合も過去最高の33.2%となり、当選者数が焦点になっていた。
選挙区では自民党の三原じゅん子氏(神奈川)や立憲民主党の蓮舫氏(東京)ら、比例代表では自民の片山さつき氏や立民の辻元清美氏、社民党党首の福島瑞穂氏らが当選を決めた。元おニャン子クラブメンバーで話題候補となった自民の生稲晃子氏も東京選挙区で初当選した。