茨城一家4人殺傷 見えてきた“犯人の侵入経路”

茨城で起きた一家4人殺傷事件で、新たに犯人の侵入経路が見えてきました。犯人は鍵が掛かっていない1階の窓から侵入した可能性が高いということです。

帽子とマスクで顔を隠し、無言のまま襲ってきたという犯人に関して新たな証言が出てきました。茨城県境町の住宅で2階の寝室で寝ていた小林さん夫婦が殺害され、子ども2人も重軽傷を負った事件。足などを切られて重傷を負った長男は、室内は暗くて犯人は無言で声も分からなかったとしつつも、体格や雰囲気などから襲ってきたのは男のようだったと話したといいます。

また、25日から本格的に始まった小林さんの宅の捜査。そのなかで見えてきたのは犯行前の犯人の足取りです。小林さんの宅の1階には犯人が物色した形跡はなく、室内には土足で歩いたような跡もありませんでした。このことから、犯人は鍵の掛かっていない1階の窓から侵入してすぐに2階に上がったとみられています。しかし、電気の消えた室内、しかも事件当日、外は雨が降っていて月明かりなどもありません。そのなかで2階の寝室までたどり着いていることから、警察は犯人が小林さん宅の間取りを把握したうえで侵入した可能性もあるとみて捜査しています。

犯人が車を使って移動していた場合、重要な手掛かりになるのが防犯カメラです。事件のあった境町では警察の要請で9カ所のカメラ映像を提出。隣接する坂東市でも7カ所のカメラ映像を提出したということです。警察は引き続き情報提供を求めるとともに不審車両の洗い出しを進める方針です。